2014年4月6日千葉地区春の発表会のご報告

2014年千葉地区春の発表会は恙無く終了しました。 目下、発表会のご報告のPageを作成中ですが、 写真やビデオ等のオーディオ・ビジアルだけでなく、 色々な情報が集まり次第、暫時更新していく予定ですので いましばらくお待ちください。




発表会の構成についてのご説明


発表会の出演順番は基本的には年齢順になっていますが、兄弟姉妹の演奏が離れ過ぎている場合には、ご家族の方に配慮して、出演順をずらす場合もあります。但し、年齢が大きく、出演回数も多い場合には、出演順をずらす事は不可能なので、それはご理解をお願いしています。


一般のピアノやヴァイオリンの発表会とは違い、私達の発表会は舞台でのセッティングが大変な作業です。
本来的には、専門の業者がセッティングをやれば、進行表を作成する大変な作業は必要ないし、時短にもなって良いのですが、反対に子供達がそういった企画書を読めるようになることは、大人になる上で大変な利点があります。

それ以上に子供達同士で、発表会を自主的に進行させる事は、子供達にとって楽しい作業である以上に、大変な勉強になります。


しかし、ピアノの蓋の開け閉めやチェンバロの移動等々の力仕事では、そのセッティングはある意味では人数が必要なので、その作業をする子供達の負担を必要最小限のものにするために、今回は、大道具の移動を主にして発表会の構成をしました。

また、私達の発表会は長時間のコンサートになりますので、ご来場頂くお客さまの時間的な負担を軽減するために、それぞれの部が、発表会として独立した構成になっています。

という事で、第一部はピアノやチェンバロを含まないオーケストラと室内楽で始まります。
soloも年齢の低い順に未就学の生徒さん達の演奏から、小学生までの演奏で、一部に出演する生徒と、二部に出演する生徒は、午前中に出演出来る人数の小学生までになっています。
一部に入り切らなかった小学生の生徒さんは二部の参加になりますが、一部に兄弟姉妹が出演している場合には、お兄さんお姉さんも一部の出演になる場合があります。

二部はチェンバロを含む室内楽とオーケストラとsoloは小学生と中学生の部になっています。

三部はキーボードを使用するオーケストラと室内楽、soloは中学生・・という構成になっています。

第四部は、中、校生を対象としたオーケストラと室内楽、soloも中、校生の演奏です。

五部は高校生以上と大人の演奏となっています。


第一部
1、全体合奏 アベベルムコルプス ・・・・モーツアルト作曲
             指揮 斉藤純子

保護者の方と子供達が一緒の舞台に立てるという事は、あまりないことですよね。子供の伴奏や連弾が出来るというような例外でもない限りそういったチャンスはありません。
子供と一緒に舞台で・・というそういった曲は、そんなに多くはありません。
その数少ない曲の一つがモーツアルトのアベベルムコルプスという曲です。


2、メヌエット 第3番 ト長調 ・・・・・・・・・・・・・バッハ作曲
             Vl.萩本美音 5歳
           Cello 澤田桃迦 4歳
とても優秀な2人なので、2人だけの力で合わせるように、あえてチェンバロは入れませんでした。
5才のチェンバロがいればベストなのですが、お姉さんだとチェンバロに頼ってしまうので、お辞儀から、ブレスで顔を見合わせる、終わりの弓の上げかたなど、かなり練習しました。
年齢的には、世界唯一のデュォだと思います

(TitleをクリックするとYou Tubeへlinkします。)




18、全体合奏 メタモルフォーゼ「ひまわり」・・・芦塚陽二作曲
               指揮 牧野由起子



ヴァイオリンを始めたばかりの生徒さん達や、ピアノを勉強している生徒さん達がリコーダーや打楽器等を演奏して、お姉さん達のオーケストラ伴奏と一緒に演奏出来るように、五つの音だけで簡単に演奏出来る曲を芦塚先生にお願いしました。
但し、お姉さん達まで、簡単な音だとお姉さん達も飽きてしまうので、お姉さん達にとっても勉強になるようなチョッと難しいレベルlで伴奏のパートを作るように芦塚先生に作曲をお願いしました。
プロの作曲家としては、普通は、総てのパートが同じ技術水準であるように、作曲しなければならないので、この注文は真逆の難しい注文なのだそうです。




25、七星ひかり (小5)Pf. 
       ピアノコンチェルト k.107 ト長調 Ⅰ楽章 ・・・モーツアルト作曲
        通奏低音・ornament・カデンツ&校訂  ・・・・・芦塚陽二作曲

とても愛らしく、素敵なこのコンチェルトは、曲としては殆ど、一般には知られていない大変珍しい、滅多に聴くことの出来ない曲です。


だから、この曲が発表会のプログラムに乗る事自体が、一つの大きな驚きなのです。

始めてオケ教室で上級生達のorchestra伴奏で、ピアノで合わせた時には、ひかりさんのピアノの音は、上級生達のフルサイズのバイオリンの音量にかき消されてしまいました。一生懸命、頑張って音を出しても、お姉さん達の弾く音量にはかないません。

しかし、ひかりさんは、芦塚先生から、新しいピアノのtouch(タッチ)を習いました。
それは古典派のleggieroのtouchです。
オーケストラの音量とは、決して張り合わずに、手の力を抜いて、無駄に力を入れないで、staccatoをするような軽いタッチを、普段の練習で、厳守して練習してきました。
でも、そういった、力を抜いた、(脱力させた)タッチは、耳には、とても優しく、弱々しく聞こえますが、辛抱して、芦塚先生の言いつけ通りに、そのtouchを身に付けるように練習しました。
本番は、その優しい音が、見事に綺麗に響く音になって、上級生のオーケストラの強い音量にも負けないで、柔らかくフィットした音色になりました。
なんと、通常はproのピアニストが演奏する時でも、Pianoconcertoの時には、オーケストラの音に負けないように、Pianoの蓋は全開にするのに、今回は半開きです。
 どうして?? 何故?? 
う~~ん???単なるsettingmiss??

よく分からないけれど、・・・それなのに、ちゃんとピアノの音がオーケストラの響きに負けないで、客席までしっかりと届いていましたよね。
凄い!凄い!!

しかし、この曲を演奏するにあたっては、まだ色々と、お話があります。

ひかりちゃんは、まだピアノのオクターブの音に、指が届かず、この楽譜はオクターブが多いので、練習してもなかなか上手くなりませんでした。・・・無理をしてoctaveを弾こうとすると、手に力が入ってしまって、ガチガチになってしまうのです。

そこで1ヶ月前のリハーサルが終わってから、牧野先生が、芦塚先生にお願いして、octaveの音を、octave以内に収まるように訂正して貰いました。

先ず、取り敢えずは、芦塚先生からは、octaveをちゃんとoctave以内の音に、手直しした楽譜を貰いました。

しかし、芦塚先生は、渡されたscoreをcheckしてみて、この曲のoctaveを手直しした、basso continuo(オーケストラの伴奏の部分)や、kadenzのarrangeが全く気にくわなかったので、kadenzだけでなく、一気に全面的に手直し(renewal)してしまいました。

勿論、それは、「今回のひかりちゃんの発表会のために」・・・と言う事ではなく、単に芦塚先生が気に食わなくて、許せなかったからというだけの理由なので、何時か、またこの曲を演奏する事があるのなら・・・という事で、ひかりちゃんには、「あくまで、参考までに・・」という事で、芦塚先生から楽譜を貰いました。

その新しいバージョンは、オクターブは出て来ないけれども、全体的にも、今まで練習して来た楽譜よりも、結構、難しくなっていました。芦塚先生は、全くそのつもりはなかったのですが、どういう分けか難しくなっていたのですよ。

何故、直前になって、譜面を全面改訂したの??と、思われるかもしれませんが、この曲は指揮者が立たないので、芦塚先生は、練習の指導をしたり、楽譜のcheckをした事はありません。
つまり、牧野先生にこのMozartの譜面を渡されるまで、この曲を見た事はなかったのです。
練習に関しても、芦塚先生は午後からしか練習に来ないので、その時には、もう、このMozartやVivaldiの曲は練習が終わっているのですよ。ですから、芦塚先生はこの曲を聞いたことは全くなかったのですよ。



ひかりちゃんのlessonのときに、「あくまでも、参考までに」・・・という事で、芦塚先生が、美帆お姉さんを呼んでくれて、新しいversionを初見で演奏してもらいました。
美帆お姉さんが、
「このカデンツは、結構、難しいカデンツだよ!」と言ってたし、牧野先生も「今から発表会には、無理だよね!」と言われましたし、芦塚先生も自分の書いた楽譜を見ながら、初見で弾いてみて、「あれ??本当に難しいなあ?」と言っていましたが、美帆さんにオーケストラのパートを弾いて貰って、曲を初見で演奏してみたら、芦塚先生のカデンツがとても綺麗なので、「絶対に頑張る!」と言って一生懸命練習して発表会に間に合うように頑張って、完成させました。

「ピアノコンチェルトや、オケソロはすごく楽しくて、もっとすごいコンチェルトを弾きたいので、次もよろしくお願いします。」とひかりちゃんは言ってました。


ちなみに、ひかりちゃんのYou Tubeの演奏では、basso continuo(オーケストラを伴奏する)の箇所の右手のarpeggio(アルペジオ)がオーケストラよりも、遅れて聞こえて来て、奇妙にきこえますよね。
しかしそれは、実は、ornament(装飾音)の頭の音を拍子の拍頭に合わせる、昔の(古典派の)独特の弾き方なのです。

今の人達もよく拍頭には合わせては弾く事がよくありますが、どうしても近現代の奏法に慣れてしまっているので、ついつい、arpeggioを、待ちきれないで、前に出して弾くか、arpeggioの速度を素早く弾いてしまいます。
それでは、arpeggioの意味が変わってしまって、拍頭をaccentにするという表現の意味になってしまいますので、この場合は、ひかりちゃんのように、ゆっくりとarpeggioを演奏するのが、正式の古楽器の演奏法(style=様式)です。
装飾音を拍の前に出して弾く、現代の演奏法に慣れている人達にとっては、一見すると何でもないこの奏法は、実は至難の業の演奏なのですよ。

それに、そういった古典派の演奏styleを聴く事に慣れていないと、逆にeccentricに聞こえるかもしれませんね。



発表会よりも大分、前から、Mozartのこの曲の解説を別のサイトに書いておきましたが、ここからも、そのページにlinkさせておきます。「芦塚音楽研究所のホームページ」上ではなく、別サイトで「芦塚先生のお部屋」の中の論文のページです。
参考までに:
Mozart Pianoconcerto k.107 ト長調 「通奏低音・装飾音・kadenzについて」



第二部
 1,カノン・・・・・・・・パッヘルベル
         指揮 斉藤純子



恒例の教室の常設曲であるcanonです。
毎年、毎回、同じ曲をイベントの初めに演奏する、という事は、一般にはあんまり催われてはいません。
何故、同じ曲を繰り返し演奏する事が一般におこなわれていないのか?というと、その理由は簡単です。
毎回同じ曲を演奏しようと思っても、演奏する子供達が、飽きてしまうからです。ひょっとすると指導する先生も、その指導が飽きてしまうかもしれませんよね??

では、私達の教室の生徒達は何故、飽きないで演奏出来るのか?
それも、簡単な理由からです。
曲を勉強する1回毎に、その曲に要求される水準が高くなるからです。
弾けるようになればなる程、要求される、曲の水準が、段々難しくなって来るから、飽きる暇がないのです。

それは、教室のorchestraのmethodeでも、同じcurriculumが使用されています。
最初、初めてその曲に挑戦する時には、soloでデビューします。次の回は、orchestraのbackを演奏します。
その次は、orchestraのbackですが、別のpartを演奏します。
最初に1stのviolinを弾いた人は、次は2nd、その次はviola、等々です。
そして、その曲のorchestraの全体のpartを把握します。

芦塚先生のメトードである、同じ曲を何度も、水準をupしながら、練習し、演奏する事は、生徒の音楽の水準を上げる上で、非常に効果的な技術の向上と安定性を生み出します。

それはそうと、・・・・・いつもの間違い探しですが、
「あれれ??弾いている楽器が違うぞ!??」
自分の楽器と違う楽器を弾いている人が、この写真の中には4人います。
「え~??誰だろう??」




       
















ちなみに、上の右側の写真の、一番右側でヴァイオリンを演奏しているひかりちゃんは、ちゃんとヴァイオリンも斉藤先生に習っているので、その間違い探しの4人の中には、入らないよ!!

答え:
左側の写真で後ろでviolinを弾いている水色のドレスの女の子は、Pianoの専科生の美帆ちゃんですよね。いつもはorchestraの時には、KontrabassかCembaloを弾いています。今回はviolinでの参加です。
右側の写真では、先ず、Kontrabassを弾いている二人の女の子(珠加ちゃんと千聖ちゃん)は、celloの専科ですよね。後は、白いドレスのviolinを弾いているひかりちゃんの後ろに隠れていますが、violinを弾いている紺色のドレスの女の子(智子ちゃん)も、美帆ちゃんと同様にPianoが専門で、普段のorchestraでは、Kontrabassか、Cembaloを弾いています。本当はその後ろの男の子も、Pianoが専門の男の子なのですが、顔が全く見えないので、省きます。


2、バロック楽器による演奏
           トリオソナタ Op.7Nr.9 ロ短調 全楽章  ・・・・・・コレルリ作曲

You Tubeで動画をupしました。上のTitleをクリックしてください。



originalのbaroqueの楽器を使用しての、baroque時代の音楽を再現した演奏です。

トリオソナタ(triosonate)という室内楽の形態は、古典派の時代のQuartett(弦楽四重奏)のように、baroque時代の最も標準的な、一番よく演奏される形態でした。

トリオとは、三重奏という意味ですが、トリオ・ソナタは、violin2本と通奏低音のcelloにチェンバロを加えた4人で演奏する形が一般的な標準の演奏形態です。

楽譜上では、ヴァイオリン2本とチェロのパートしか書かれていないので、originalの楽譜では、本当にトリオなのです。
でも、実際の演奏では低音のチェロ(もしくはviola da gamba)の他に、チェンバロやリュートのような楽器をプラスして和音を補填します。


バロックの室内楽を楽譜通りに演奏する事は、イトも簡単です。
曲的にはそんなには難しくない、単純で簡単な譜面だからなのです。

しかし、本当にバロック音楽を、バロックの楽器を使用して、ちゃんとバロックのスタイルで演奏しようとすると、そこには大変な色々の課題が山積してきて、非常に難しいのです。

ー装飾音についてー

例えば、装飾音一つを例にとっても、オリジナル・バロックの演奏を聞いて、演奏家が自分の好みで好き勝手に装飾音を入れているように思い込んでいるproの演奏家も多いのですが、本当は曲を正確に分析して、先ず最初のornament(装飾)は、強弱やビブラート、弱拍や強拍を表すためにその装飾音が使用されるのです。
だから、不必要な所に感情的に装飾音を入れたり、必要な所に装飾音が入らなかったりすると、それは単なるアマチュアイズムの非常にマズイ(普遍性のない)演奏になってしまいます。
世間一般では、「装飾音や即興は、感性で入れるものだ。」とされています。
次の引用した論文は、装飾音に関する論文の中から、装飾音の入れ方の部分を引用したものです。
これが、音楽の社会一般の見解でしょうね。

 バッハの装飾音についてあえて難しさを指摘すれば、それはむしろセンスでしょう。指示されていない装飾音をどこに入れるか、装飾の開始音をどれだけ長くするか、装飾音の回転を何回入れてどのような速さで演奏するかなどです。これには曲自体をどんなテンポで演奏するか、どんなアーティキュレーションで演奏するかなどが関係してきます。当然のことながら「唯一の正解」はありません。

しかしながら、若し大Bach先生が、そういったsenseに頼った装飾音を聞いたら、カンカンになって怒った・・と思いますよ。
実際に、Bachのお弟子さんが、根拠のない装飾を入れて演奏をすると、
「どこからそんな音が降って来たのだい??神様がそう言ったのかい??」と弟子を叱りつけたそうです。
装飾音は、必ず必要な場所に、必要な種類の装飾音が入らなければなりません。
こんにち、日本や世界のstandardなような、感覚的なsenseに因った装飾音は、Bachの時代には未だなかったのですよ。

チェンバロやオルガンは、鍵盤のtouchで、音の強弱をつける事が出来ませんから、音の微妙な強弱をつけたり、抑揚をつけるには、articulationを多用したり、装飾をつける事によって表現するのです。

だから、trillerやmordentと言っても、強拍を表すtrillerや弱拍を表すtrillerで、トリルの速度が変わります。
日本では、トリルやモルデントの速度は一種類しかないので、強拍のトリルとか、弱拍のトリルとか言っても、意味が通じません。
Cembalistにすら通じないのですから・・、困ったものです。

私達のバロックの室内楽のレッスンの一番最初のgradeでは、そういったバロックの楽器に使用する記号化された装飾音から、始まって、表現が難しい細かいarticulation等を、装飾記号を使用して、楽譜通りの元の音符に、装飾音や、articulationを確実に付けて行く勉強から、バロック音楽の基礎の勉強を始めます。

そういった装飾法が、上手に演奏出来るようになったら、いよいよ、eingangやanhang等の短いepisodeのような簡単な即興演奏から、本格的な即興演奏の勉強が始まります。

つまり、ornamentにしても、即興演奏にしても、情緒的、感情的に・・・ではなく、きちんとした作曲理論の裏付けに基づいたornamentや装飾法を勉強しなければならないのです。

次には、baroque時代の弦楽器のお話をしましょう。


ー先ずは、vibratoのお話です。。ー
baroque音楽というと、vibratoをしないで、演奏するのが普通だと思っている人達が多くて困ってしまいます。
vibratoを何故、しなかったのか・・という意味が分かっていないのです。

baroque時代の弦楽器の人達が、余りvibratoをしなかったのは、弦楽器の奏法が未熟なために、vibratoが出来なかったから、という風説が一般的です。

バロック音楽で、歌の人や弦楽器の人達が、vibratoをあまりしないのは、当時は、vibratoが未だ未発達だったから・・・と、間違えて解釈して(思い込んで)いる人がいて、私達がbaroqueの演奏をしている時に、その説明に困ってしまいますが、それは全くの誤りです。

vibratoが、こんにちのように多様されなかったのは、当時の演奏家達が、技術的にvibratoを出来なかった・・・という理由ではなく、ちゃんとした正当な理由があったのです。

バロック音楽を演奏する上で、一番、難しくって、大変なのは、バロックensembleの要所要所の「決め所」の和音で、必ず純正の響きをさせなければならない事です。

そこに、お互いの楽器が、vibratoを入れてしまうと、純正の美しい和音の響きをさせる事が不可能になるし、その純正の響きがvibratoで失われてしまうからなのです。

もう、40年も前のお話になってしまいますが、私がMünchen留学時代に、Münchenの音楽大学の食堂で、親しくお話をさせていただいた、(何時も口論していた)カール リヒター教授が指導する、バロックの合唱団であるミュンヘナー・カンマー・コアーは、音楽大学の卒業生を雇わない事で有名でした。

リヒター教授にその理由を尋ねたら、それは音大卒業の声楽科の人達は、vibrato無しで、コーラスを歌う事が出来ないからなのだそうです。

Bachのcantataやmissa曲では、コーラスの純正の和音の響きがとても大切です。
音大生のように、歌にvibratoが混ざってしまうと、音量的には、豊かに響くかもしれませんが、それこそBachの意図した純正の和音のpureな響きの美しさが失われてしまうからです。

senza vibrato(ビブラートを無しに)演奏すると、今度は別の難しさが起こってきます。
つまり、pureな純正の和音を取るためには、正確なpitchに対する耳の感性が必要になって来るのです。


今では、バロックを専門とする歌のsoliste達も、vibrato無しで歌う事が一般的になって来ました。
しかし、vibratoなしでは、その分、pitchを正確に取る事は難しくなってしまいますし、ほんの僅かな半音の10分の1ぐらいのズレでも、純正の場合には、堪らなく汚く聞こえてしまいます。

その音のpitchの微妙な違いを、聞き分ける事は、20分の1のpitchの聞き分ける力を持っている(絶対音感を持っている)教室の生徒達にとっても非常に難しいのですよ。

また、余談ですが、絶対音感があれば、昔のbaroquepitchのA=435サイクルや、今の移動鍵盤のA=415サイクルは、楽譜を見ては演奏出来なくなってしまいますからね。

ーここまでは、vibratoとpitchのお話でした。ー

ー次のお話は、バロック時代特有のリズム感のお話です。ー
特にHemiolaと言われる3拍子と2拍子の素早い入れ替えは、こんにちの音楽の奏法には出てきません。
ごくまれに、ländler等の民族音楽にそのリズムの名残が見受けられることがあります。

バロック音楽が何故上級者にしか指導しないのか?という事は、そういった理論的な裏付けが理解出来るか否かによるからです。

という非常に専門的な難しさがあるので、今までは、教室の先生達だけを対象にして、芦塚先生がバロックの特殊な奏法を指導し、演奏活動を続けて来たのですが、八千代の対外出演あたりから、冒険的に生徒達にも指導を始めました。
正しい、弦楽器の奏法を追求する事は、そのルーツを知る事でもあるのだから・・・。

ー弦楽器は必ずしも改良されて来たわけではない。ー

一般の人達が勘違いをしていることがあります。
それはストラディバリウスがヴァイオリンを製作して来た本来の楽器から、それを修復してモダンの楽器として使用していますが、実は、こんにちのヴァイオリンは、決して「改良」されて来たわけではないのです。

ストラディバリウスの時代とこんにちのヴァイオリンに対するニーズは何が変わったのか??

・・・、それは、音楽が一部の貴族達の手から、大衆の手(本当は大衆とは言っても、ブルジョワの人達ですが・・)に移る事で、大きなホールやサロンで演奏する事を求められて来て、バロック楽器のか細い音では対応が出来なくなってしまったのです。
・・・と、いうう事で、弦楽器に対して、より強い大きな音が出せるように、ネック(指板)を長くして、表板の下に強い弦の張力に耐え得るように、力木を入れて、弓も逆反りにする事で、強い圧力が出せるようにしました。
当時の、single actionのPianoのように、強い音が出せるように、double actionのPianoに作り変えたのでが、当然、失ったものも多かったのですよ。

その結果、優美な繊細な美しい音は、ヴァイオリンやPianoからは、なくなってしまい、代わりに力強いゲバルトな音がするようになってしまいました。
それを改良というか、どうかは、人の感性の問題でしょうね。


「日本人独自のviolin奏法の話・・・」

baroqueの弦楽器の奏法には、音を伸ばすときに、だんだん強くするという奏法があります。

カザルスホールでの公開lessonで、Schwalbé教授が日本人の若者達の悪いviolinの弾き方を、30通りか40通りの悪癖を、事前にプリントして配るという事をやりました。「あなたは*番と+番が悪い!」と時短するためです。
某国立音大のviolinのある教授の門下生には、全員、長く伸ばす音を後ろに押さえつけるという癖があります。
その癖がみっともなくって許せないSchwalbé教授は、20年来言い続けたのですが、それでも治らなくって、その奏法の事を、「AIDS奏法だ!」と言っていました。でも、AIDSは、大分治るようになってきたのですが、その奏法は未だに治りません。・・・というか、チョッと油断していると教室の生徒でも、AIDS奏法を始める生徒がいて、困るのですよ。
教室の生徒が芸大の生徒の影響を受ける訳はありませんので、これは日本人の意識の中にある民族的な音に対する意識なのです。

つまり、都はるみの「あんこ~GGGGG!!!、つばきの~GGGG!!!」という風な「押し」と「こぶし」の演歌の世界ですが、浪花節でも、民謡にでもその「押さえ」の奏法はあります。日本人に限らない、高温多湿の国の音に対する感性による奏法です。

それによく似ていて、日本人が勘違いをするのが、baroqueの「膨らまし」です。
現代violinと違って、baroqueviolinは、弓で力で押さえて音を出す事はしません。
自然な、音の共鳴を利用して音を出すのです。

そのために、作曲家は、曲を作る時に、violinの共鳴音(所謂、konsonanzといいます。)で、音を響かせるように要所要所の音を配置するのです。弦楽器の曲に#系の曲が多いのは、その曲の調性により多くのkonsonanzが含まれるようにするためです。

弦楽器は共鳴箱が大きくなればなる程、その原音と共鳴音の音量の差は大きくなります。
ですから、viola da gambaのように、殆どcelloと同じ大きさの楽器ともなると、それこそ、都はるみのうなりのように、「ぎぇ~~!」と、音量が増えていきます。でも、共鳴箱の小さなviolinでは、その共鳴音はあまり聞こえません。
そうとう、楽器に教え込まないと、鳴らないのですが、それには、半年以上の楽器のトレーニング、作音が必要なのです。(もっとも、作音の必要性は、別にbaroque楽器だから、という訳ではありません。全ての楽器に必要なのです。彼の名器のStradivariぐらいになると、音大生ぐらいが演奏すると、素晴らしい音がするのでは??と、思われがちですが、それは違います。名器になると、なる程、音を出す事が気難しくなります。それこそ、超一流の演奏家が毎日一生懸命に作音をして、やっと半年後に、上手く行けば音が出せるようになるのです。勿論、Stradivariは持っているけれど、その音は出せない演奏家は多いのですよ。名馬やじゃじゃ馬は、乗りこなすのにも、そのTechnikが必要なのです。)

だから、baroqueviolinの音の膨らましは、「共鳴された音の膨らみ」という意味しかありません。
演歌の膨らましのように力で膨らましたものとは、基本の考え方が違うのです。

八千代の対外出演のorchestraの演奏でも、最初の2回ぐらいの演奏と、その後のorchestraの演奏では、音の響きが微妙に違います。
それは、最初の2回ぐらいの演奏では、konsonanz奏法の出来るOB、OGが助っ人に入ったから、orchestra全体の響きに膨らみ(共鳴音)が、入ったからなのです。

教室では、弦楽器を始めたばかりの生徒達には、厳しくkonsonanzで音を取る指導をします。
しかし、中級、上級になるに従って、生徒達は耳で聞こえる音の強さが、客席に聞こえる音の強さと勘違いをしていきます。
そこで、先生が指導している通りに演奏すると音が弱くなる・・というdilemmaに陥ってしまうのですよ。
その時に、先生の教えを忠実に守れるか否かで、上手になれるか、そのレベルで止まるかの選択になってしまいます。

OB、OGのベテラン組は、stageをこなしているので、その音(教室ではその音を遠音の利く音とよんでいます。)の違いを認識出来ます。
そこがまだ、ベテラン組と中学生達との、腕の違いかな???

でも、ヴァイオリンの本当の音色や音を追求しようとすると、やはり、ルーツを知らなければなりません。
それが、子供達にもバロックを指導するようになった経緯です。
baroqueviolinで、konsonanzを幾ら指導しても、modernviolinで、その応用が出来ないと、baroqueを勉強している意味はありません。

そうは言っても、生徒参加のバロック音楽の演奏は、発表会では、今回が二回目となります。(発表会では・・、というのは、八千代でもバロックの演奏を何度か、やっているからです。)

しかし、実際のバロック楽器を使用して・・・、というのは、昨年の秋の発表会が初めてなのかな??
正しい、konsonanz奏法を勉強して身に付けるには、まだ時間が掛かりそうですね。

一般的に、baroqueの楽器が、導入出来ない原因は、弓の問題です。
タルティーニbowと呼ばるbow(弓)は、現代bowとbaroquebowの間に位置します。
だから、日本でもタルティーニbowでbaroqueの演奏をする人達が殆どです。(というか、Tartinibow以外のbowで演奏する人は、日本には、他には、いないでしょうね??)
教室では、本当に、作曲家が活躍していた時代の弓(古いstyleのbow)を使用して演奏しています。
その弓で生徒達が演奏可能なのは、私達の教室の生徒達が、1点支持の弓の持ち方をするからです。

こんにちの3点支持の、力によるゲバルティッヒ(gewaltig=暴力的)な音の出し方ではなく、共鳴をさせるヨーロッパ独特の1点支持の奏法を取るから、そういった古い弓で演奏する事が出来るのです。

それなのに、生徒達にbaroqueの楽器で演奏させる事について、二の足を踏んでいる原因ですが、それは、バロック・ヴァイオリンを生徒に買わせるか?とかbaroqueの弓を使用して演奏するか、という問題ではありません。

baroqueの楽器でbaroqueの音楽の指導をしない、教室のネックになっている問題は、バロックのpitchの問題です。
教室の生徒達は、絶対音感があるので、バロック音楽を、バロック楽器で演奏すると、半音近く低い音になるから、楽譜を見ながら演奏する事が、非常に難しくなってしまうからです。

先生達は、どうしているの・・???
それは、慣れですよ!! 慣れ!!!
アハッ!

参照:通奏低音と装飾音

    バロック時代とピッチ 

    チェンバロと調律

     チェンバリストの条件



16、鈴木花梨 vl.(小6)
       コンチェルト Op.30 ニ長調 Ⅲ楽章 ・・・・・・・ハブ作曲
                              伴奏 佐山 凛(中1)


上のTitleをクリックするとYou Tubeで動画で見る事が出来ます。




発表会の前日は、算数の試験で次の日が発表会である事を全く忘れていたそうです。
あれ、あれ??





17、山本 珠加 チェロ (中2)
            ハンガリアンラプソディ          ・・・・・ポッパー作曲
                  伴奏 遠藤 美帆(中3)






第三部

1、鈴木杏梨 Vc. (小4) 
        celloconcerto 第一番 ト長調 Ⅰ楽章 ・・・・・・・・・・Stamitz


上の文字をクリックするとYou Tubeの動画で演奏を再生する事が出来ます。




Stamitzのcelloconcerto ト長調の説明のページにlinkします。

上の文字のクリックはYou Tubeの動画ではありません。論文のページになります。
また、この論文のページから、京成検見川の特別lesson室でのオケ練習の風景にlinkします。
この練習風景のYou Tubeの動画は非公開なので、このlinkした論文のページからしかaccessは出来ませんので、ご了承ください。



2、清水千聖 Vc. (中3)
        celloconcerto ニ長調 Ⅲ楽章  ・・・・・・・・・・・・・・・Haydn


前回のHaydnのconcertoに引き続いて、Ⅱ、Ⅲ楽章を演奏しました。
You Tubeには、Ⅲ楽章のみupしています。



3、本田梨紗 viola (高2)
        violaconcerto Op.1 ニ長調 Ⅰ楽章 ・・・・・・・・・・・・Stamitz


violaの名曲であるStamitzのconcertoの動画です。
ここまでの3曲はいずれも古典派の作曲家の手による作品です。
ですから、オーケストラの並び方も、当時の並び方を再現しています。



6、清水成実 Vc. (中2) 
        序奏と華麗なるポロネーズ Op.3 ハ長調 ・・・・・・・・・・Chopin

            伴奏 岡村智子



この曲は、Chopinの曲だけあって、ピアノの伴奏のpartが非常に難しいので有名です。
智子ちゃんもPolonaiseの鋭い3連符のskipのrhythmを四苦八苦していました。
自治会館での総合練習の時に芦塚先生が、Polonaiseのskipのrhythmを、「Polonaiseのskipは、1拍目でこう飛び上がって、次の3連音を両足で・・・」と、実際にやって見せてくれました。
周りにいた先生達が「芦塚先生、踊れるんだ!」とビックリしていました。
もっとも、芦塚先生は心臓の病気なので、そのPolonaiseの鋭い拍打ちの小節を踊ったら、後は青息吐息で、もう踊れませんが・・・。
芦塚先生にPolonaiseの踊りを見せて貰っただけで、智子ちゃんのPolonaiseのrhythmがすごく鋭くPolonaise風になりました。
驚きです。
芦塚先生が拍子やrhythmを説明する時に、踊って見せるのは、よくあります。
ländlerの時も、時々踊っているし、la foliaの時も、そう言えば踊っていたよね・・・??
でも、普通のソーシャル・ダンスのような踊りは全く踊れないそうです。
芦塚先生が踊れるのは、民族ダンスだけだそうです。(芦塚先生からの一言、「民族ダンスもその1曲、まるまる全部が踊れる分けではなくって、その特徴のあるrhythmの部分だけを抜き出して踊るのだよ!!」だそうです。
rhythmの説明をするのに、バロックダンスの人達や、民族ダンスの人達のダンスのそのrhythmの部分のstepを見て、覚えるのだそうです。
Bachや、Haydn、Mozart、Beethovenに至る迄、誰がMenuetを書こうとも、stepになるとrhythmは一つしか、ありません。
誰が作曲しようと、MenuetはMenuetなのですよ。それ以外のrhythmなら、もう踊れないからね。
danceを見て、足のstepを覚えるのは、芦塚先生が子供の時に、居合や合気道で型を練習する時に、師範の先生が模範の演舞をしてそれで見て覚えなければならなかったからだそうです。「昔の武闘は、先生が型を1,2回やって見せて、それで覚えられなければ、怒られたもんね!」だそうです。

ダンスの振りは、武道の型よりも、簡単だそうです。(「間違えても、怪我をしない分だけ楽だよ・・。」 芦塚先生の子供の時代には、居合や合気道も、未だ、真剣を使って練習していたからです。練習用の模造刀なんて、便利なものは、当時はなかったのですよ。子供でも、真剣で練習します。だから、チョッとした油断で、大怪我ぐらいなら、未だいい方で、まかり間違えれば死んじゃうのでね・・)
芦塚先生からの、脚注で、集団でPolonaiseを踊る時には、集団の人達が、鋭い3連音の音にstepを合わせる事はないそうです。3連音を一つのrhythmとしてstepするのだそうです。
芦塚先生が踊った、3連音に両足を合わせてrhythmを打ち鳴らすのは、男性のsolisteの場合だけだそうです。
baroquedanceでは、一見優雅なla foliaも、男性のsoloの時には、かなり速いtempoと鋭いrhythmのstepで踊ります。所謂、速いtempoのla foliaになります。
baroquedance la folia Vivaldi triosonate

参考までに:Vivaldi triosonate la folia  2006年9月23日東京練馬区大泉ゆめりあホール教室の先生達の演奏です。


第四部
1、シャコンヌ ・・・・・・・・パッヘルベル作曲
                 芦塚陽二編曲
       指揮 芦塚陽二






2、ヴァイオリンコンチェルト Op.15 ニ長調 全楽章・・・・・・・・・・・ザイツ作曲
                                      芦塚陽二編曲
                 指揮 芦塚陽二


上記のTitleをクリックするとYou Tubeの動画で演奏を見る事が出来ます。
Seitzのviolinconcerto Op.15 ニ長調 のオーケストレーションの大幅変更に関しての論文のページは、ここからlinkします。



  Ⅰ楽章 solo 太田千夏




  Ⅱ楽章 solo 本田梨紗




  Ⅲ楽章 solo 佐山 凛




7、清水千聖 Vc. (中3)
           concerto イ短調  Ⅰ楽章 ・・・・・・・・・・・・・Schumann
                  伴奏 遠藤美帆   


第五部

斉藤純子 violin 
      ソナタ Op.9Nr.3 ニ長調 全楽章・・・・・・・・・・・・・・・・Leclair
              伴奏 萩本美紀


上のTitleをクリックするとYou Tubeで動画を見る事が出来ます。



今回の発表会の大トリは、斉藤先生のLeclairのsonateです。
バロックの演奏ではなく、モダンのスタイルでピアノ伴奏で演奏します。

Leclairの膨大なviolinの曲の中で、唯一Pianoにtransposeされたsonateで、日本版でも出版されている、比較的に一般の人達の間で、よく知られた曲です。
緩急緩急の典型的な4楽章のviolinの名曲です。
Ⅰ楽章は、basso continuoのcelloとviolinが、対話(お話)をするように作られています。
Ⅱ楽章は、非常に早い・・というか、目ま狂しく、tempoを変えながらの技巧的なpassageが続きます。
この曲もそういう風に演奏すると、民族音楽のようなイメージがして来るから不思議です。

Ⅲ楽章は、バロック風に自由な即興を入れて演奏しています。
本来ならば、バロックの楽器で演奏した方が、あっていますが、モダンのviolinで演奏しても、中々、おつなものです。

Ⅳ楽章は、「スラヴの方の音楽っぽいですよね?そういう地方の民俗音楽なんですか?」と、質問された方がいましたが、民族音楽のハーディガーディやバグパイプのように、drone(曲の和音に関係なく持続する持続低音)を弾きながら、非常に早いpassageを弾きまくる、狂乱の踊りです。
勿論、originalの民族音楽の原曲がある分けではなく、あくまでLeclairのoriginalの作曲ですから、当然、CD等を聞く限り、一般的には、そういう風に、民族音楽のように演奏する人達は少なく、殆どの人達は、普通に典雅にbaroque風に演奏しているようです。

Ⅳ楽章を、ハーディガーディの伴奏で演奏するジプシー達の演奏のように弾くのは、芦塚先生の個人的な好みで、多分、幼少期のトラウマでしょうね??
土の香りのする珍しい解釈です。
 ハイ!!  (^-^)/



演奏曲目のご説明(抜粋)





今回の発表会で、演奏予定の曲の文字に、linkが貼られている曲(下線付きの文字です。)がありますが、曲名をクリックすると、別のサイト(芦塚先生のお部屋)にlinkします。

少し専門的な内容のページが多いのですが、それは、ページの目的が、オケ練習をしている生徒達の練習の時にlectureをした、その内容を確認するためのオケ練習用のページなので、チョッとmaniacな専門的なページになりますので、ご了解ください。
以下・・・


orchestraprogramの抜粋と lessonのページへのlink

Mozart Pianoconcerto G Dur(basso continuoとkadenzの作曲は芦塚陽二先生です。)
link先は、You Tubeの動画ではなく、論文のPageです。主に、この曲の通奏低音を書くに至った、経緯への雑談のPageです。



(13年10月20日千葉秋の発表会 Mozart kirchensonate C)


Vivaldi Celloconcerto a moll  (チェンバロのパート=Cembalopart《通奏低音=basso continuo》の作曲は芦塚陽二先生です。)

上記のbasso continuo(通奏低音)って、何か分かりませんよね??
という事で、芦塚先生の通奏低音の解説のページにlinkします。

basso continuo(通奏低音、数字付きbass)とは何か?という解説のページです。

Stamitz Celloconcerto G Dur
Stamitzのcelloconcertoを京成検見川教室で練習をしている時の風景です。
Pageには、Stamitz familyの略歴も掲載しています。
また、このPageからは、さらに、練習風景の動画(非公開のYou Tube)へもlinkします。


Stamitz Violaconcerto D 
よくプロのオーケストラの入団試験(就職試験??)で課題になる難しい曲です。
violaの曲の中でも、一番有名な名曲です。


Haydn Celloconcerto Ⅱ楽章 A Dur、Ⅲ楽章 D Dur
HaydnのⅠ楽章に引き続いての演奏です。教室では全楽章を演奏する時には、発表会を跨いで演奏します。

Seitz Violinconcerto D Dur 全楽章 (芦塚陽二改訂とorchestration版による)

Seitzのviolinconcerto Op.15の解説のPageです。また、この曲のⅢ楽章で使用されるländler形式の説明もあります。
余りよく知られていないFriedrich Seitzの生涯についても少し触れています。

Pachelbel Chaconne 芦塚陽二先生version


その他






ホームページに公開する曲と演奏者に対してのご説明
以前は、発表会のprogramに生徒の学校名と学年を掲載していましたが、パソコンやSNS等が盛んになって来て、保護者の方から、学校名等を公表しないで欲しいというクレームが入ってきました。
教室を開設当時は、教室の生徒さんが未だβのtapeの時代でしたが、既にビデオレッスンで、日本国中の市や県から発表会に参加されていたので、遠い場所から参加しているという事を認めていただくために学校名を掲載していました。住所では、それこそ問題ですからね。
この10年ぐらいは、同窓会名簿すら手に入らない、何かしら嫌な時代になってしまいました。
発表会でとても上手に演奏出来たから・・といっても、それを教室がYou Tubeやホームページにupするには、いちいち保護者の方の了解が必要だし、それを教室の宣伝と捉える方もいらっしゃるので、敢えて私達の教室では、ホームページに子供達の演奏を公開するのは、止めてしまいました。
一時期は、教室に入会される方に入会の規約と一緒に、ホームページやU-チューブの公開の是非をお尋ねする用紙も一緒に記入して頂いたのですが、それも、発表会の度にいちいちcheckしなければならないのでは、大変な手間ですし、また、ensemble等の場合には、たった一人の方がensembleは望むのだけど、写真の公開は望まない・・・とかなると、他のensembleに参加した生徒の迷惑にもなってしまいます。難しい判断です。

といことで、八千代の対外出演は八千代市の主催の教室が依託されて演奏しているコンサートなので、当然、八千代市の方の公開もありますし、八千代市に限らず、対外出演というコンサートは、公開の演奏会という性格上、子供達の氏名学年、演奏のYou Tubeへのup等の公開もあるという事を了解していただいた上で、出演者を募集しています。
また、参加の規約は、発表会等の教室行事とは違って一般の社会上での規約に準じたものなので、子供だから・・・という甘えは、一般社会上は一切ないので、一般人(大人社会の仕事のルール)と同じ仕事としての、かなり厳しいルールに従わなければなりません。

発表会のホームページに於いても、子供の写真を載せる事もお断りされる保護者の方もいらっしゃるので、生徒、保護者の方とのトラブルを避けるために、教室では、生徒の演奏の出来や、先生達の好みではなく、個別に保護者の方に了解を得る他には、対外出演組の写真や演奏を優先してホームページ上に掲載しています。



練習風景
14年3月2日のオケ教室での全体合奏の練習風景です。



オーケストラの練習だけではなく、入退場の並びの確認や挨拶の練習もあります。
スタッフが子供を連れて客席まで連れて行くという教室独自の誘導という作業の練習もあります。
並び(入退場)を含めた演奏時間の確認もあります。
その中でも、挨拶について、ですが、殆どの音楽教室では挨拶の練習はしません。
それと、よくPianoの先生達が勘違いをしている所ですが、舞台の挨拶と普段の日常での挨拶の仕方は、手の位置や挨拶の角度等、基本的に違います。
リクルートで勉強するような、オフイス・レディのキリリとした挨拶も舞台では奇妙に可笑しく見えてしまいます。舞台の挨拶はやはり舞台のスタイルでないといけませんよね。
まずは、一番初歩の皆で挨拶を合わせる・・という事
「一と、二と、三と・・・」
でも、ソロの時と、室内楽の時では、数の数え方が違うのですよ。
「一と、・・・」には、たくさんの数え方のパターンがあって、それぞれ場所が違うのです。
楽器が上手になってくると、数は数えなくても自然に出来るようになります。
勿論、という事で、お姉さん達は数を数えなくっても、ぴったりと挨拶のタイミングが揃っているよね。




挨拶のお話のついでというか、蛇足ついでのお話・・ですが、時々、オーケストラを指揮する時に、芦塚先生は下手袖、所謂、コンサートマスターの隣で挨拶をしていますが、多分、世界中の指揮者で舞台袖で挨拶をするのは、芦塚先生だけでしょうね。

通常は、concerto等でsolisteが居る場合でも、指揮者は当然のように、舞台の中央で挨拶をします。
つまり、ソリストよりも、指揮者の方が偉いのですよ。
発表会でも、対外出演でも、演奏者が子供の場合に限ってのお話なのですが、ソリストがいるconcertoの場合には、ソリストを立てて、芦塚先生はconcertmasterの隣で挨拶をしています。
また、ソリストがいないオーケストラの場合には、芦塚先生は通常通りに、指揮台の横に立って挨拶をしています。
そういったあまり目立たない所にも、芦塚先生の生徒さん達への細やかな配慮が見受けられます。



様々な工夫や配慮については、折に触れてご紹介いたします。

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お断り
ホームページ上のaddressが直接 教室にlinkしない事についてのご説明

先日、教室に見学にいらした方から、「ホームページやメールアドレスがlinkしていなくて、困った!」というクレームをいただきました。
その事についての、弁解のお話です。

ホームページをupし始めた最初の頃は、私達の教室のホームページでも、ページに掲載されているaddressを直接クリックすると、教室へ直接アクセスが出来るように、アドレスも簡単にして、また、ホームページのトップのページ上にアドレスをlinkさせていましたが、その後、毎日、とんでもない数の迷惑メール(400とか、1000通とかの迷惑mail)が教室のメールの受信箱に入って来て、教室の仕事にまで支障をきたすようになってしまいました。

その旨を、プロバイダーの会社に相談をすると、
「ホームページ上にメールアドレスを載せておくと、自動的に迷惑メールを送るようなパソコンのソフトがあって、そのソフトの被害を受けないように、原則としてホームページには、メールアドレスを掲載しないように・・」と、注意を受けてしまいました。

勿論、教室のパソコン上にも、迷惑メールをブロックするセキュリティがあるし、プロバイダーのセキュリティと教室のパソコンのセキュリティで、ある程度は迷惑メールが入って来ないように、防御出来るのですが、教室やプロバイダーのセキュリティをあまり厳しくすると、教室の保護者や生徒達のメールアドレスを新しくする度に、迷惑メールとして処理されてしまいますし、新規のメールやパソコンを経由したメールも全てブロックされてしまうのです。

ですから、教室のセキュリティは中程度に緩めにしてあり、先生達がいちいち、今現在でも、パソコン上で自動処理された迷惑メールを、メールのソフトから、削除する前に、一度、迷惑メール以外のメールが入っていないかをcheckして、それから迷惑メールの削除をしています。
今現在でも、(月に1,2通のぐらいは、)教室関係者の人からのメールが、迷惑メールとして、迷惑メールのフォルダーに紛れ込んでしまうのですよ。

特に、アドレスが迷惑メールっぽいというメールだけではなく、今まで受信出来ていたメールでも、携帯からのメールを一度パソコンに送って、それが更に携帯に転送されたり・・と、複雑な行動をして来たメールは、パソコンが迷惑メールの「見做しメール」として処理されたりします。

つまり、セキュリティを強化すると、教室にとって大切なメールまで、ブロックされてしまうし、と言う事で、教室のホームページのアドレス(URL)とメールアドレスは、迷惑メール防止のために直接linkさせていません。

時々、メールアドレスの中の@マークだけを別のマークにして、返信する時に、@だけを打ち替えれば良いようにしているホームページも見受けますが、それだけでは、迷惑メールの防止にはならないようです。
メールのソフトの種類では、そのアドレスをコピペしても、アドレスとみなされないソフトも多いからです。
ホームページのアドレスは、パソコンの検索画面上で、「芦塚音楽研究所」と入力すると、そのまま教室のトップページが出てきますので、いちいち長ったらしい記号であるURLを打ち込む必要はありません。

メールアドレスは、教室のホームページのトップページの一番下のアドレスはリンクしていますので、そこからメールするか、ローマ字でashizuka_ongakukenkyujo_a42ka@ybb.ne.jpと入力してください。

または、このアドレスをメール上でコピー&ペーストして、開くと、アドレスとしてlink出来ます。

手入力の場合には、芦塚の「づ」は(D)ではなく(Z)です。文字と文字の間の、横棒は(‐)ハイホンではなく、アンダーバーです。

アンダーバーの入力は(?)キーの隣の(_)アンダーラインキーを、半角英数文字でshiftキーを押したままで押すとアンダーバー(_)に変換されます。  
m(_ _)m  ・・・(アンダーバーの使用例)
 
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。





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